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『Ruina 廃都の物語』(ルイナ はいとのものがたり)は、RPGツクール2000で製作されたフリーウェアのコンピュータRPG。作者は枯草章吉。2008年12月、ver.1.00が公開された。最新版はver.1.21(2009年7月7日)。 == 概要 == 舞台となるのはオーソドックスな中世ヨーロッパ風のファンタジー世界の一地方。ゲームはプレイヤーキャラクターの住む町を拠点とし、町の地下に広がる広大な遺跡を探索する事でストーリーが進行していく。遺跡(ダンジョン)の探索はゲームブックやTRPGなどのシステムを参考にした、他のRPGとは趣向の異なるシステムを特徴とし、特にテキストに比重をおいた作りになっている。またダンジョン内には謎かけの類も多数用意されており、こうした仕掛けを解かなければ進めない場面も多い。 ゲームの自由度は高く、主人公には幾つもの生い立ちが設定されているほか、ゲーム全般を通して、一つの問題に対して幾つもの解決法が提示される場面が多く見られる。場合によっては仲間になるはずのキャラクターや、仲間であったキャラクターを殺してしまう事さえ可能であり、そのために後味の悪い展開に繋がる事もある。 BGMは初期の段階ではRTP素材のものも用いていたが、それらはバージョンアップに伴いフリー素材の別のBGMに差し替えられた。敵グラフィックも一部RTP素材のものを使用しているが、作者の自作によるものも多く含まれる。特にテキスト表示の際の一枚絵は、児童文学の挿絵を意識した独特のタッチで描かれている〔ゲーム内ギャラリーの作者コメントより。〕。 作者は本作の製作以前に『大河物語』という独自システムのTRPGを考案しており、本作はその当時の世界設定である『大河世界』を多分に受け継いでいる。 本作はこの探索システムをはじめ、テキストなど他の要素においても高評価を得た。2009年5月1日、ふりーむ!第四回ゲームコンテストにて最優秀賞を受賞し、同年の窓の杜大賞2009の候補作品にもノミネートされた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Ruina 廃都の物語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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